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ゆうメール梱包完全ガイド|封筒・箱の選び方から発送まで徹底解説

ゆうメールを利用する際、適切な梱包資材の選択は送料削減と安全な配送の両方に重要です。ゆうメール用封筒や箱の選び方を間違えると、料金が高くなったり、配送中に破損したりするリスクがあります。

本記事では、ゆうメール封筒の選び方から、ゆうメール箱の規格、適切なゆうメール梱包方法、ゆうメール入れ物の種類まで、実践的な情報を網羅的に解説します。

 

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目次

  1. ゆうメールとは?基本の理解
  2. ゆうメール用封筒の選び方
  3. ゆうメール箱の規格と選び方
  4. 適切なゆうメール梱包方法
  5. ゆうメール入れ物の種類と使い分け
  6. よくあるトラブルと対処法

 


1. ゆうメールとは?基本の理解

ゆうメールの特徴

ゆうメールは、日本郵便が提供する書籍・雑誌・カタログなどの冊子を送るための配送サービスです。一般的な郵便物より安価で、DM(ダイレクトメール)発送にも広く利用されています。

ゆうメールの主な特徴

  • 重量制:1kg以内(規格内)、3kg以内(規格外)
  • サイズ制:規格内と規格外で異なる
  • 料金:重量とサイズで決まる
  • 追跡:オプションで追加可能
  • 配達:ポスト投函または対面

ゆうメールで送れるもの

送付可能なもの

  • 書籍・雑誌
  • カタログ・パンフレット
  • DM(ダイレクトメール)
  • CD・DVD(ケース入り)
  • カレンダー
  • 商品見本(条件あり)

送付できないもの

  • 信書(手紙・請求書等)
  • 貴重品
  • 生鮮食品
  • 現金

ゆうメールの料金体系

規格内(長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内)

150g以内:180円
250g以内:215円
500g以内:310円
1kg以内:360円

規格外(長辺60cm以内、3辺合計90cm以内)

500g以内:350円
1kg以内:460円
2kg以内:560円
3kg以内:710円

規格内の方が安価なため、可能な限り規格内に収めることが送料削減のポイントです。

 


2. ゆうメール用封筒の選び方

ゆうメール用封筒の基本サイズ

規格内に収まる主な封筒サイズ

角形2号(A4サイズ対応)

  • サイズ:240mm × 332mm
  • 用途:カタログ、パンフレット、A4冊子
  • 厚さ注意:3cm以内に収める

角形3号(B5サイズ対応)

  • サイズ:216mm × 277mm
  • 用途:B5冊子、薄いカタログ
  • メリット:角2より小さく、封入しやすい

長形3号(A4三つ折り対応)

  • サイズ:120mm × 235mm
  • 用途:DM、案内状、薄い冊子
  • メリット:コンパクトで低コスト

洋形長3号(横長封筒)

  • サイズ:120mm × 235mm
  • 用途:招待状、DMレター
  • 特徴:洋風デザインで高級感

ゆうメール封筒の素材選び

クラフト封筒(茶封筒)

  • コスト:最も安価
  • 強度:十分な強度
  • 見た目:シンプル
  • 用途:カタログ、書籍、実用DM

白封筒

  • コスト:クラフトよりやや高い
  • 強度:クラフトと同等
  • 見た目:清潔感、フォーマル
  • 用途:ビジネスDM、公式書類

カラー封筒

  • コスト:白封筒より高い
  • 強度:同等
  • 見た目:目立つ、印象的
  • 用途:販促DM、イベント案内

クッション封筒(エアキャップ内蔵)

  • コスト:通常封筒の2-3倍
  • 強度:非常に高い
  • 見た目:厚みがある
  • 用途:CD/DVD、壊れやすい商品

ゆうメール用封筒の購入先

100円ショップ

  • メリット:少量購入に最適
  • デメリット:サイズが限られる
  • 目安:10-20枚入り

文具店・ホームセンター

  • メリット:品揃え豊富
  • デメリット:やや割高
  • 目安:50-100枚入り

通販(Amazon・楽天等)

  • メリット:大量購入で単価安
  • デメリット:送料がかかる場合も
  • 目安:100-1,000枚単位

封筒専門店・業者

  • メリット:オリジナル印刷可能
  • デメリット:最小ロットあり
  • 目安:1,000枚以上

ゆうメール表示の必須事項

ゆうメールで送る場合、封筒に「ゆうメール」と明記する必要があります。

表示方法

【表示位置】
封筒の見やすい場所
(通常は表面の左上または右上)

【表示内容】
「ゆうメール」の文字
(手書き・スタンプ・印刷いずれも可)

【文字サイズ】
見やすい大きさ(推奨:12pt以上)

スタンプの活用 大量発送の場合、「ゆうメール」スタンプを用意すると効率的です。

  • 文具店で購入可能
  • 価格:500円〜1,000円程度
  • インク補充式が便利

 


3. ゆうメール箱の規格と選び方

ゆうメール箱の基本サイズ

規格内の箱サイズ

最大サイズ:
長辺34cm × 短辺25cm × 厚さ3cm

実用例:
・30cm × 22cm × 2.5cm
・32cm × 24cm × 2cm

規格内に収めることで送料を抑えられます。

規格外の箱サイズ

最大サイズ:
長辺60cm以内
3辺の合計90cm以内
重量3kg以内

実用例:
・40cm × 30cm × 15cm(合計85cm)
・50cm × 25cm × 10cm(合計85cm)

ゆうメール箱の種類

段ボール箱

  • 強度:最も高い
  • コスト:中程度
  • 用途:複数冊子、重い商品
  • 購入先:ホームセンター、通販

組み立て式箱(ワンタッチ箱)

  • 強度:高い
  • コスト:やや高い
  • 用途:定型商品の大量発送
  • メリット:組み立てが簡単

クリックポスト用箱(流用)

  • サイズ:34cm × 25cm × 3cm
  • 強度:中程度
  • 用途:薄い商品に最適
  • メリット:規格内ギリギリサイズ

ネコポス用箱(流用)

  • サイズ:31.2cm × 22.8cm × 3cm
  • 強度:中程度
  • 用途:A4冊子、薄型商品
  • メリット:規格内に収まる

ゆうメール箱の購入方法

少量購入(1-50個)

  • ホームセンター:豊富な在庫
  • 100円ショップ:小型箱のみ
  • コンビニ:限定的な品揃え

中量購入(50-500個)

  • 通販サイト:価格比較しやすい
  • 段ボール専門店:品質が安定
  • 梱包資材店:プロ用高品質

大量購入(500個以上)

  • 段ボールメーカー:単価最安
  • オリジナル印刷可能
  • 最小ロット確認が必要

ゆうメール箱のコスト削減

段ボール再利用 通販で届いた段ボールを再利用すれば、コストゼロ。ただし:

  • サイズが規格内に収まるか確認
  • 古い伝票は完全に剥がす
  • 汚れや破損がないものを選ぶ

まとめ買い割引 大量購入で単価が下がります。

10個:@100円
100個:@60円
1,000個:@30円

4. 適切なゆうメール梱包方法

基本の梱包手順

ステップ1:商品の保護

【書籍・冊子の場合】
1. ビニール袋に入れる(水濡れ防止)
2. 角をプチプチで保護(破損防止)
3. 封筒または箱に入れる

【CD/DVDの場合】
1. ケースをプチプチで包む
2. クッション封筒に入れる
3. 隙間に緩衝材を詰める

ステップ2:封入

・商品が動かないように固定
・隙間がある場合は緩衝材を追加
・封筒の場合は折れないように平らに

ステップ3:封緘

・テープでしっかり封をする
・OPPテープ(透明テープ)推奨
・紙テープは剥がれやすいため注意

ステップ4:表示

・「ゆうメール」と明記
・宛名を記入または貼付
・差出人を記入

梱包材の選び方

緩衝材の種類

プチプチ(エアキャップ)

  • 用途:壊れやすい商品全般
  • メリット:軽量、クッション性高
  • コスト:@5-10円/m

新聞紙・クラフト紙

  • 用途:書籍の隙間埋め
  • メリット:安価、リサイクル可
  • コスト:ほぼ無料

エアピロー(空気袋)

  • 用途:箱の隙間埋め
  • メリット:軽量、クッション性
  • コスト:@2-5円/個

発泡スチロールシート

  • 用途:精密機器、電子機器
  • メリット:軽量、保護性能高
  • コスト:@10-20円/枚

水濡れ対策

ゆうメールは配送中に雨に濡れる可能性があるため、防水対策が重要です。

OPP袋(透明ビニール袋)

サイズ:商品より一回り大きいもの
厚み:0.03mm以上推奨
使い方:商品を入れてテープで封
コスト:@3-10円/枚

ビニール袋

用途:書籍・冊子
メリット:安価
注意:薄すぎると破れやすい

防水スプレー(封筒用)

用途:封筒自体の撥水加工
効果:軽い雨なら防げる
注意:完全防水ではない

重量とサイズの測定

重量測定

  • デジタルスケール推奨
  • 梱包後の総重量を測定
  • 規格内なら1kg以内に収める

サイズ測定

【規格内の確認】
長辺:34cm以内
短辺:25cm以内
厚さ:3cm以内(重要!)

【測定方法】
定規またはメジャーで測定
厚さは最も厚い部分を測る

厚さ3cmの確認法

  • 3cm厚の隙間を作る
  • スムーズに通ればOK
  • 引っかかれば規格外

 


5. ゆうメール入れ物の種類と使い分け

用途別最適な入れ物

書籍・雑誌

最適な入れ物:
・薄い本(1-2冊):クラフト封筒
・厚い本:段ボール箱
・複数冊:段ボール箱

梱包ポイント:
・角をプチプチで保護
・OPP袋で水濡れ防止
・動かないよう緩衝材で固定

カタログ・パンフレット

最適な入れ物:
・A4サイズ:角形2号封筒
・B5サイズ:角形3号封筒
・複数部:段ボール箱

梱包ポイント:
・折れないよう平らに
・厚紙で補強
・防水袋に入れる

CD・DVD

最適な入れ物:
・1-2枚:クッション封筒
・3枚以上:段ボール箱

梱包ポイント:
・ケースをプチプチで包む
・隙間なく詰める
・割れ物注意シールを貼る

DM(ダイレクトメール)

最適な入れ物:
・チラシ類:長形3号封筒
・カタログ:角形2号封筒
・サンプル付き:段ボール箱

梱包ポイント:
・窓付き封筒で宛名表示
・印刷デザインで差別化
・開封しやすい工夫

入れ物のコスト比較

【封筒(100枚あたり)】
長形3号:800円〜
角形3号:1,200円〜
角形2号:1,500円〜
クッション封筒:3,000円〜

【箱(100個あたり)】
小型段ボール:3,000円〜
中型段ボール:5,000円〜
オーダーメイド:8,000円〜

大量購入でさらに単価が下がります。

環境に優しい梱包材

リサイクル素材

  • 古新聞:緩衝材として再利用
  • 段ボール:通販の箱を再利用
  • 紙袋:小型商品の梱包に

生分解性素材

  • 紙製緩衝材:エアピローの代替
  • でんぷん製袋:OPP袋の代替
  • 紙テープ:プラスチックテープの代替

エコラベル表示 「リサイクル素材使用」と記載することで、企業イメージ向上にもつながります。

 


6. よくあるトラブルと対処法

トラブル1:規格外扱いになった

原因

  • 厚さが3cmを超えた
  • サイズ測定が不正確
  • 膨らみで厚みが出た

対処法

事前確認:
・厚さ3cmゲージで確認
・緩衝材を減らす
・箱を平たいものに変更

発送後:
・不足料金を支払う
・次回から梱包を見直す

トラブル2:配送中の破損

原因

  • 緩衝材不足
  • 封筒が薄すぎた
  • 防水対策なし

対処法

予防策:
・プチプチで十分に保護
・厚手の封筒/丈夫な箱を使用
・「取扱注意」シール貼付

発生時:
・郵便局に連絡
・今後の梱包を強化

トラブル3:返送されてしまった

原因

  • 宛先不明
  • 受取拒否
  • 「ゆうメール」表示なし

対処法

確認事項:
・宛先住所が正確か
・「ゆうメール」表示があるか
・差出人住所が記載されているか

再発送:
・宛先を再確認
・必要事項を全て記載
・再度発送

トラブル4:コストが想定より高い

原因

  • 規格外になっている
  • 重量オーバー
  • 梱包材が高すぎる

対処法

コスト削減策:
・規格内に収める工夫
・軽量化(緩衝材見直し)
・梱包材の一括購入
・梱包作業の外注検討

ゆうメール梱包のまとめ

適切なゆうメール梱包は、送料削減と安全な配送の両立に不可欠です。

成功のポイント

  1. 規格内を目指す:厚さ3cm以内で送料削減
  2. 適切な入れ物選び:商品に合った封筒・箱
  3. 十分な保護:緩衝材で破損防止
  4. 防水対策:OPP袋で水濡れ防止
  5. 正確な表示:「ゆうメール」明記は必須

梱包資材の選び方

  • 少量発送:100円ショップ・文具店
  • 定期発送:通販でまとめ買い
  • 大量発送:専門業者・オリジナル印刷

コスト削減のコツ

  • 規格内に収める(最重要)
  • 梱包材の一括購入
  • リサイクル資材の活用
  • 梱包作業の効率化

ゆうメールは正しく梱包すれば、低コストで確実に届けられる優れた配送方法です。

 


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