無料見積もりフォームへのバナー

【2025年最新版】郵便物の配達日数ガイド

郵便物の配達日数

ダイレクトメール(DM)の発送計画において、「いつまでに顧客に届くか」を正確に把握することは、販促キャンペーンの成否を分ける極めて重要な要素です。「郵便 配達日数」は、単なる距離だけでなく、2021年10月の郵便法改正や利用する郵便サービスの種類によって大きく変動します。

特に、大量のDMを扱う担当者にとって、「コストを抑える割引サービス」と「納期を厳守するスピード」をいかに両立させるか」が最大の課題です。

本記事では、DM発送代行のプロフェッショナルとして、2025年現在の最新ルールを反映し、普通郵便から速達、書留、そしてコスト効率の良い広告郵便物まで、主要なサービスの配達日数を徹底解説します。貴社のDM施策における「納期厳守」と「費用対効果」の最大化をサポートするための実務的なノウハウをご紹介します。

 

他の関連記事をチェックする

DM挨拶文の書き方完全ガイド|反響率を上げる例文とテンプレート
封緘とは?正しい封の仕方から「〆」の書き方
メール便とは?料金、サイズ、日数、送り方を徹底解説!
郵便局が近いDM発送代行ドットコムのサービス
差出人・還付先のルールとデータ対応策!【コスト削減】戻りDM(還付)ゼロ化ガイド

 


 目次

  1. 郵便配達日数にまつわる重要ルール(2021年10月以降の変更点)
  2. コストとスピードを両立するDM発送サービスごとの日数
  3. 納期の厳守に必須!配達日数を短縮・確実にする方法
  4. 郵便物の「確実な手渡し」と「個人情報保護」の知識
  5. まとめ:配達日数の正確な把握がDMの成功を左右する

 


1. 郵便配達日数にまつわる重要ルール(2021年10月以降の変更点)

DMを計画する上で、まず理解すべきは2021年10月に実施された郵便サービスの大きな変更です。

1-1. 原則「翌日配達廃止」と「土曜日配達休止」の現状

2021年10月以降、普通郵便物(定形・定形外、ゆうメールなど)の配達日数は以下の通り変更されました。

  • 翌日配達の廃止: 同一地域内であっても、原則として翌々日の配達に繰り下げられました。
  • 土曜日配達の休止: 土曜日および日曜日、祝日・休日は普通郵便の配達が行われなくなりました。

注意点: 従来の「午前中投函で翌日着」という感覚は通用しません。金曜日に発送した普通郵便は、最短で翌週月曜日(祝日除く)の配達となります。

1-2. 普通郵便の平均的な配達日数(同一地域・遠隔地)

普通郵便の配達日数は、地域によって異なります。

  • 同一都道府県内: 概ね2日~3日(差し出し時刻、地域の遠隔度による)
  • 他都道府県への遠隔地: 概ね3日~4日(航空便を要する地域や離島などはさらに日数を要する)

この日数はあくまで目安であり、天候や交通事情、郵便局の状況によって変動する可能性があります。重要なDMは、この日数に「1~2日の余裕」を持たせて準備すべきです。

 


2. コストとスピードを両立するDM発送サービスごとの日数

DM発送で利用される主な郵便サービスは、「速さ・確実性・費用」のバランスが異なります。

2-1. 【最安重視】広告郵便・区分郵便の配達日数と納期の関係

大量DMのコスト削減に不可欠な「広告郵便物」(特割)や「区分郵便物」(大割)は、配達日数が通常よりも長くかかることを前提としています。

  • 配達日数の目安: 普通郵便よりもさらに1日~3日程度の余裕を持つ必要があります。特に郵便局の繁忙期(年末年始など)は、一般の郵便物よりも後回しになる傾向があります。
  • 納期の厳守: 納期が厳密に決まっているDMには不向きです。料金割引を受ける代わりに、配達日に猶予を持たせることが、サービス利用の条件となります。

2-2. 【迅速重視】速達郵便・ゆうパックの活用と料金

急ぎのDMや、確実な配達スピードが必要な場合は、追加料金を払って以下のサービスを利用します。

サービス名 配達日数 料金(定形郵便にプラス) 特徴
速達郵便 土日祝も配達。通常より大幅に早い。 +260円~(重さによる) 最速。朝投函で当日配達が可能な地域もある。
ゆうパック 普通郵便より速い。日時指定可能。 サイズ・距離による(別途料金) 主に荷物やサンプル、厚みのあるDMに利用。

2-3. 【確実重視】簡易書留・一般書留の配達日数と追跡のメリット

契約書や重要通知など、DMではないが「重要書類 郵送」が必要な場合は書留を利用します。

  • 配達日数: 普通郵便と同じ日数ですが、日曜・祝日も配達されます。速達料金を加えれば、さらに早く届けることが可能です。
  • 追跡と補償: 輸送中の記録が残り、万が一の紛失・破損時も補償があるため、確実に届けたという証明(受領印)が必要な場合に最適です。

 


3. 納期の厳守に必須!配達日数を短縮・確実にする方法

DM発送代行業者に依頼することで得られる、配達日数のコントロールと効率化のノウハウをご紹介します。

3-1. 郵便物とヤマトDM便・ネコポスの配達日数の違い

郵便(日本郵便)以外のサービスも、配達スピードの選択肢となります。

  • ヤマトDM便(旧クロネコDM便): 企業・団体向けの信書以外のDMサービス。普通郵便より配達日数がかかることがありますが、全国一律料金で利用できます。
  • ネコポス: ヤマト運輸のポスト投函サービス。概ね宅配便と同じ日数で、普通郵便より早く届く傾向があります。(ただし、信書は送れません)

DMの送付物が「信書」に該当するかどうかを判断し、最適な配送ルートを選ぶことが、納期を守るための第一歩です。

3-2. スケジュール管理の鉄則:差出期限とリードタイムの確保

DM担当者は、「発送完了日」ではなく「顧客への到達希望日」から逆算してスケジュールを組むべきです。

  • DM発送代行のリードタイム: 代行業者への発注、デザイン確定、印刷、封入、区分け作業など、発送準備に最低1週間はかかります。これに郵便局の配達日数を加味し、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
  • 郵便局の締切: 郵便物は、発送元の郵便局の集荷時間や締切時刻によって、配達開始日が大きく左右されます。

3-3. 大量DMを速く正確に届ける「郵便区分け」の重要性

郵便局の「広告郵便物」割引制度を利用する際、DM発送代行業者による郵便番号順の「区分け」作業は必須です。

  • 配達効率の向上: 区分けされた郵便物は、郵便局での仕分け作業が大幅に短縮されるため、結果的に配達までの日数を短縮し、納期の厳守に繋がります。
  • 代行の価値: 当社のような代行業者は、この煩雑な区分け作業を専門のシステムで正確に行い、割引適用と配達効率の両方を担保します。

 


4. 郵便物の「確実な手渡し」と「個人情報保護」の知識

配達日数だけでなく、郵便物を確実に届け、内容物のプライバシーを守るための知識も重要です。

4-1. 書留、特定記録、対面手渡しサービスの違いと日数

「確実に手渡したい」というニーズには、以下のサービスが使われます。

  • 簡易書留・一般書留: 受取人のサイン(受領印)が必要な対面手渡し。日数は普通郵便と同じ(土日祝配達あり)。
  • 特定記録: ポスト投函だが、差し出した記録が残る。配達記録は残らない。日数は普通郵便と同じ。

4-2. 「親展」表記の役割と信書開封罪に関する注意点

請求書や契約通知など、プライバシーに関わるDMには「親展」と朱書きすることが推奨されます。

  • 「親展」の役割: 宛名本人に開封してほしいという意思表示であり、家族や会社の他の人による開封を防ぐためのマナーです。
  • 信書開封罪: 封筒の中身が「信書」(差出人の意思を伝える文書)である場合、正当な理由なく他人(家族を除く第三者)が勝手に開封すると「信書開封罪」に問われる可能性があります。

 


まとめ:配達日数の正確な把握がDMの成功を左右する

DM発送において納期を厳守し、キャンペーンを成功させるためには、最新の郵便ルールを把握した上で、「普通郵便」「広告郵便」「速達」といった各サービスの配達日数を正確に使い分ける戦略が必須です。

料金の安い広告郵便を利用する場合は、通常よりも余裕を持ったスケジュールを組み、速さを求める場合は速達やゆうパック、ネコポスなどのサービスを検討することが重要です。

DM発送代行ドットコムは、お客様の納期とご予算に応じて、最適な郵便サービスの選択と、郵便局での区分け作業、正確な発送スケジュール管理を代行いたします。DMの配達日数や料金でお悩みでしたら、ぜひ一度ご相談ください。