封緘とは?正しい封の仕方から「〆」の書き方

封緘とは

「封緘」という言葉を見て、正しく読めますか?封筒を閉じた後に書く「〆」マークの意味をご存知でしょうか?ビジネスシーンや重要書類の送付では、正しい封緘の知識が不可欠です。

本記事では、封緘の読み方から正しい封の仕方、封字の種類、ビジネスマナーまで、封筒の封緘について徹底解説します。


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目次

 

  1. 封緘とは?基本の理解

  2. 封滅 封緘 違い:正しい用語の理解

  3. 封筒の正しい閉じ方・封の仕方

  4. 封字の種類と書き方

  5. よくある間違いと正しい方法

  6. 重要書類の封緘方法

  7. よくある質問(FAQ)

 


1. 封緘とは?基本の理解

1-1. 封緘の読み方と意味

 

  • 封緘の読み方

    • 封 緘(ふうかん)

  • 意味:

    • 封筒や書類を閉じ、封印すること

    • 開封されていないことを示すための処理

  • 封緘の目的

    • 内容物の保護

    • 未開封であることの証明

    • プライバシーの保護

    • 改ざん防止

    • ビジネスマナーの実践

1-2. 「封緘する」とは?

 

「封をする」は封緘と同じ意味で、より一般的な表現です。「封緘する」という動詞は、「封筒のフタを糊で閉じ、その上に封字(〆など)を記入し、未開封であることを証明する一連の行為」を指します。

  • 封をする手順

    1. 書類を封筒に入れる

    2. フラップ(封筒のフタ)を閉じる

    3. 糊付けまたはテープで接着

    4. 封字(〆など)を書く

  • 封をする場面

    • 請求書・納品書の送付

    • 契約書類の郵送

    • 履歴書の提出

    • 重要書類の発送

    • プライベートな手紙

1-3. 封緘と封印の違い

 

項目 封緘(ふうかん) 封印(ふういん)
意味 封筒を閉じること全般 より厳格な封じ方
範囲 日常的なビジネス文書 公的文書、契約書など
方法 糊付け+封字 印鑑、封蝋(シーリングワックス)など
使い分け 一般的なビジネス文書に使用 重要な契約書・公文書に使用

 


2. 封滅 封緘 違い:正しい用語の理解

2-1. 「封滅」は誤用!正しい用語

 

「封 滅 封緘 違い」について解説します。結論として、「封滅(ふうめつ)」という言葉は「封緘(ふうかん)」の誤用であり、正式な日本語やビジネス用語には存在しません。

用語 封字 読み方 意味
封緘(ふうかん) ふうかん 封筒を閉じて封印すること。正式な用語。
封滅(ふうめつ) ふうめつ 誤用・間違い。この言葉は使わない。
開封(かいふう) かいふう 封緘されたものを開けること。

封滅(ふうめつ)ではなく、封緘(ふうかん)が正しい用語です。


3. 封筒の正しい閉じ方・封の仕方

3-1. 基本的な封筒の閉じ方

3-1-1. 封字を書くまでの手順

 

  1. 手順1:書類の確認

    • 必要な書類がすべて入っているか、宛名と中身が一致しているかを確認。

  2. 手順2:フラップを閉じる

    • フラップ(封筒のフタ部分)を折り、しわや浮きがないか確認。

  3. 手順3:糊付け

    • セロハンテープはNG(ビジネスでは不適切)。液体糊、スティック糊、両面テープを使用。

    • フラップの縁全体に均一に塗る。

  4. 手順4:しっかり圧着

    • 全体を手で押さえ、特に角を重点的に5~10秒しっかり押さえる。

  5. 手順5:封字を書く

    • 糊が乾いたら封字を記入します。

3-1-2. 封筒の種類別の閉じ方

 

封筒の種類 特徴 閉じ方と封字の位置
長形封筒(縦型) 最も一般的なビジネス封筒 糊付け後、フラップ中央に封字
角形封筒(大型) A4が折らずに入る 糊付けは端まで丁寧に、フラップ中央に封字
洋形封筒(横型) 招待状などに使用 糊付け後、フラップ右側に封字

3-2. 封筒の後ろ(裏面)の処理

 

  • 裏面に書くもの

    • 差出人の郵便番号

    • 差出人の住所

    • 差出人の氏名

    • 封字(フラップの合わせ目)

  • 裏面レイアウト例(縦書き封筒の裏面)

    〒123-4567
    
    東京都○○区○○1-2-3
    
    山田太郎
    
    〆(封字はフラップの合わせ目)
    

4. 封字の種類と書き方

4-1. 「〆」(しめ)の書き方と位置

 

「〆」は最も一般的な封字です。

  • 正しい 封字 書き方

    • 書き順:左上から右下への斜め線 → 右上から左下への斜め線 → 下部の横線。

    • 「×(バツ印)」は否定の意味になるため、絶対に間違いです。必ず「〆」を使用します。

  • 〆を書く位置

    • 【縦書き封筒】 フラップの中央、糊付け部分の上

    • 【横書き封筒】 フラップの右側

  • 〆を書く筆記具

    • 黒の万年筆、黒のボールペンが一般的。鉛筆、赤ペンはNG。

4-2. 「緘」(かん)の書き方と用途

 

「緘」はよりフォーマルな封字です。

  • 封字 読み方

    • 緘(かん)= 封じる、閉じる

  • 正しい 封字 書き方

    • 漢字「緘」を楷書で丁寧に書きます。略字は使いません。

  • 緘を使う場面

    • 契約書、重要書類、公的文書、格式を重んじる文書など。

4-3. その他の封字と代わりになるもの

 

  • その他の封字

    • 「封」(ふう): やや古風、格式ある文書。

    • 「締」(しめ): 〆の代わり、やや現代的。

  • 封字が不要なケース

    • シールやテープで封をした場合

    • 透明封筒(中が見える)

    • カジュアルな私信

  • 封字の代わりになるもの

    • セキュリティシール、会社の封緘印、封蝋(シーリングワックス)。

 


5. よくある間違いと正しい方法

 

間違い 誤った例 正しい例 理由と解説
1. 「×(バツ印)」を書く フラップに×印 〆(しめ)を書く ×は否定・拒否の意味になり、ビジネスマナー違反。
2. セロハンテープで封をする セロハンテープで閉じる 糊付けまたは両面テープ セロハンテープは見た目が悪く、ビジネスでは不適切。
3. 封字を書かない 糊付けだけで封字なし 糊付け+封字(〆) 封字がないと開封されたか判別できず、未開封の保証ができない。
4. 印鑑を封字代わりに押す フラップに印鑑のみ 〆または緘を書く 一般的な文書は封字のみ。印鑑は重要書類で併用することがある。
5. 「封滅」の誤解 封滅(ふうめつ) 封緘(ふうかん) 「封滅」は誤用。正しい用語は「封緘」です。
6. 「ばってん」を書く 封筒に「ばってん(×)」 〆(しめ)を書く 「ばってん」と呼んでも、実際に書くのは「〆」です。

 


6. 重要書類の封緘方法

6-1. 二重封緘の方法

 

特に重要な書類は二重に封をすることで、セキュリティと格式を高めます。

  1. 書類を内封筒に入れる

  2. 内封筒を封緘する(〆または緘)

  3. 内封筒を外封筒に入れる

  4. 外封筒を封緘する(〆または緘)

  5. 外封筒表面の左下に「重要書類在中」「親展」などを記載(赤字・四角囲みが推奨)。

6-2. 封緘印の押し方

 

重要書類では、封字に加えて封緘印を押すことがあります。

  • 封緘印 押す場所

    • 【基本】 フラップの中央、糊付け部分の上。

    • 封字(〆や緘)を書き、その上や横に押すか、封字の代わりに印鑑を押します。

  • 封緘 押し方(割印の要領)

    • 印鑑を封筒とフラップにまたがって押す(割印のように)のがポイントです。これにより、開封すると印影が途切れるため、未開封であることの証明になります。

  • 封緘印の種類

    • 会社印(角印)、部署印、担当者の認印などを使用します(実印は不要)。

 


7. よくある質問(FAQ)

Q1. 封緘の正しい読み方は?

 

A. 「封 緘」(ふうかん)と読みます。

Q2. 〆と緘、どちらを使うべき?

 

A. 一般的なビジネス文書はを、重要書類や格式を重んじる文書はを使います。

Q3. セロハンテープで封をしてもいい?

 

A. ビジネスでは不適切です。糊付けまたは両面テープが推奨されます。

Q4. 封緘印は必要ですか?

 

A. 一般的な文書では不要です(封字のみで十分)。重要契約書や公的文書など、確実性を高めたい場合に、封緘印を使用します。

Q5. 封字は誰が書くべき?

 

A. 差出人本人または責任を持って封緘する担当者が書きます。封字は「この封筒を責任持って封じた」という意味を持つからです。

Q6. 封字を書き間違えた場合は?

 

A. 新しい封筒で送り直すのが理想です。重要書類の場合は、必ず新しい封筒で送り直してください。

Q7. 透明封筒の場合も封字は必要?

 

A. 中身が見える透明封筒や窓付き封筒の場合、封字は省略可能です(見た目が不自然になるため)。ただし、糊付けはしっかり行う必要があります。


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