DM(ダイレクトメール)を発送する際、単にチラシを1枚封筒に入れるだけなら、それほど難しくはありません。しかし、パンフレットと、顧客ごとに異なる挨拶状、さらにノベルティ(試供品)を同封したいとなった場合、作業の難易度は一気に跳ね上がります。
このように、複数の資材を組み合わせて、正確かつ美しく封入する工程を「アッセンブリ(Assembly)」と呼びます。
アッセンブリの品質が低いと、封入物の入れ忘れや、宛先と内容の不一致といった致命的なミスを招き、企業の信頼を損なう恐れがあります。本記事では、アッセンブリ DMの基本知識から、外注する際のメリット、信頼できるアッセンブリ代行業者の選び方まで、実務に役立つ情報を網羅的に解説します。
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1. アッセンブリとは何か?DM業界における定義
まずは言葉の意味を正しく理解しましょう。
1-1. アッセンブリ(Assembly)の基本的な意味
英語の「Assemble(組み立てる、集める)」を語源とする言葉です。製造業では部品の組み立てを指しますが、DM発送や物流の現場では、「複数の印刷物や物品を、指定の組み合わせで封筒や箱に詰め、発送可能な状態にすること」を指します。
1-2. DM発送における「アッセンブリ加工」の内容
アッセンブリ加工には、以下のような具体的な作業が含まれます。
・丁合(ちょうあい):複数の資料をページ順や指定の順番に重ねる作業。
・折り加工:A4サイズの資料を長3封筒に入れるために、三つ折りや十字折りにすること。
・マッチング(照合):宛名が印字された封筒と、特定の個人に向けた内容物(例:個別の見積書や会員証)を一致させる作業。
・封入・封緘(ふうかん):資材を封筒に入れ、糊付けやテープで閉じる作業。
・ノベルティの貼付:チラシに試供品やカードを剥離糊などで貼り付ける作業。
1-3. セットアップや内職作業との違い
アッセンブリは「セットアップ」とも呼ばれることがありますが、DM業界では特に、機械では対応できない複雑な封入や、形状が特殊な物の同梱など、「人の手による細やかな仕上げ」を含むニュアンスで使われることが多いのが特徴です。
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2. なぜアッセンブリを専門業者に「代行」すべきなのか?
自社でアッセンブリ作業を行うことも不可能ではありませんが、多くの企業がアッセンブリ代行を利用するのには、明確な理由があります。
2-1. メリット①:圧倒的なスピードと納期管理
数千通、数万通のDMに3〜4点の資材を封入する場合、手慣れていないスタッフが行うと膨大な時間がかかります。専門業者は、自動封入封緘機などの設備と、熟練の作業スタッフを配置しているため、自社で行う数倍から数十倍のスピードで発送準備を完了させます。
2-2. メリット②:ミスを排除する「品質管理システム」
アッセンブリにおける最大の恐怖は「入れ間違い」や「入れ忘れ」です。
アッセンブリ DMのプロは、機械による「重量検知」(重さで枚数不足を検知)や、「バーコード照合」(宛先と内容物のIDを一致させる)を導入しています。人の目だけに頼らない多重のチェック体制により、誤発送リスクを極限まで低減します。
2-3. メリット③:トータルコストの削減
「自社スタッフでやれば無料」と考えがちですが、本来の業務(営業や企画)を止めて作業に当てる人件費、作業スペースの確保、さらに配送業者との運賃交渉の手間を考えると、実は発送代行に丸投げした方がトータルコスト(機会損失含む)が安くなるケースがほとんどです。
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3. アッセンブリDMの具体的な作業プロセス
信頼できる業者がどのような工程でアッセンブリを行っているのか、その裏側を解説します。
3-1. 顧客データの受領と最適化
発送リストを受け取り、重複(デピュリ)がないか、住所不備がないかをチェックします。この段階で、拠点別やターゲット別にリストを分割(DM 宛名 データ 分割)し、後のアッセンブリ指示を明確にします。
3-2. 資材の印刷と仕分け
封筒、案内文、パンフレットなどを印刷します。アッセンブリを行う際に作業がスムーズに進むよう、資材の向きや順番を揃えてスタンバイします。
3-3. 精密なアッセンブリ作業
指定された組み合わせに基づいて、封入作業を行います。
・機械封入:定形サイズのチラシなどを高速で封入。
・手作業アッセンブリ:試供品、返信ハガキの同封、ホチキス留め、特殊な折り加工など、機械では扱えない資材を1つずつ丁寧に扱います。
3-4. 検品・計数・発送
全数検査、または厳格な基準に基づいたサンプリング検査を行い、数量に間違いがないかを確認します。その後、郵便局の規定に基づいた区分け(バルク処理)を行い、地域区分局などへ速やかに持ち込みます。
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4. 失敗しないアッセンブリ代行業者の選び方
アッセンブリの質は、DMの反響率と企業の信頼に直結します。以下の基準で業者を選定しましょう。
4-1. 複雑な「多点封入」の実績があるか
チラシ1枚入れるだけの業者と、5点の資材を出し分ける業者では技術力が全く異なります。過去に医療機関や金融、多拠点展開企業の複雑な案件を扱った実績があるかを確認しましょう。
4-2. セキュリティ体制(Pマークの有無)
アッセンブリでは、個人名が記載された資料を直接扱います。プライバシーマーク(Pマーク)を取得しており、作業現場に監視カメラや入退室管理があるなど、情報漏洩対策が徹底されているかは必須の確認事項です。
4-3. 設備の充実度と立地条件
自動封入封緘機だけでなく、紙枚数計数機や重量検知器があるか。また、発送拠点(大きな郵便局)から近い距離にある業者は、輸送コストやリードタイムの面で有利です。
4-4. ワンストップ対応が可能か
デザイン、印刷、アッセンブリ、発送、さらには発送後の問い合わせ対応(コンタクトセンター)まで一括で任せられる業者は、窓口が一本化されるため、担当者様の負担を劇的に軽減します。
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5. DM発送代行ドットコムのアッセンブリが選ばれる理由
弊社は、単なる発送作業の代行ではなく、物流とマーケティングを融合させた「戦略的アッセンブリ」を提供しています。
5-1. ロジスティック・システムの強み
母体である岡商店の物流ノウハウを活かし、地域区分局(熊本北郵便局)から1.2kmという絶好の立地で、最短納期の発送を実現しています。
5-2. 多様なアッセンブリへの柔軟な対応
自動化された高速ラインはもちろん、熟練スタッフによる丁寧な手作業アッセンブリまで、小ロット・大ロット問わず対応可能です。12パターンの出し分け、カラー封筒の指定、ノベルティ同梱など、他社で断られるような複雑な案件こそ、弊社の得意分野です。
5-3. 発送後のBPOサポート
DMを発送して終わりではありません。戻り便のデータ化や、発送後のコンタクトセンター業務まで受託可能です。お客様のノンコア業務を丸ごと引き受けることで、企業の成長をサポートします。
アッセンブリの最適化がDMの価値を高める
アッセンブリ DMは、受け手(顧客)が最初に触れる企業の顔です。
整然と、正しく、美しく封入されたDMは、それだけで企業の誠実さを伝えます。逆に、中身が欠けていたり、自分に関係のない資料が入っていたりすれば、その瞬間に信頼は失われます。
今回のDMは封入物が複雑で自社では手に負えない。
もっとコストを抑えて、かつ正確に発送したい。
そのようなお悩みがあれば、まずは弊社の無料シミュレーションをお試しください。アッセンブリのプロが、御社の課題を解決する最適なプランをご提案いたします。
